La Vida de Viaje

旅行や登山の記録

【サンティアゴ巡礼11日目】Ponferrada - Villafranca del Bierzo - 24.2 km


2/21(火) Ponferrada - Villafranca del Bierzo

この日は24kmしかない予定だったが、7時過ぎにアルベルゲを出発した。

IMGP0471

やっぱりあさやけは何処でも綺麗だからである。

城と教会と川を越え、公園に沿って歩いていった。

坂をのぼり公園を出ると、ポンフェラーダの町と朝焼けが見えた。

IMGP0472

その後は高級住宅地のようなところを歩いていく。

市街地のほうに変な建物があった。

IMGP0476

この地域、とても所得が高そうだ・・・。

IMGP0477

ちょっと歩くと、やっと太陽が出てきた。

 

5kmくらい歩いたところで、昨日の宿で一緒だったデンマークのケントがやってきた。ケントは夏に工場などで働いてお金を貯め、お金がたまったら世界を旅しているらしい。

アジアにも来た事があるみたいだが、日本はまだのようだった。

アジアを旅すると結構いろいろなところで日本人にあうようで、仲のいい友達が何人かいるといっていた。

こういう旅をする人生も楽しそうだな。

その後、2~3キロ一緒に歩いた後、ケントは少し休んでちょっと物書きをする、といって立ち止まった。僕はそのまま一人で歩き続けた。

IMGP0478

15kmくらいポンフェラーダから歩いたところで、Cacabelosという町についた。ワイナリーがいたるところにあった。

結局この日は休憩なしでずっと歩いていて、さすがに腹が減ったのでこの町のカフェで腹ごしらえをした。

IMGP0479

カフェを出て少し進むとエジプトっぽい装飾があった。

IMGP0480

Cacabelosには沢山ワイナリーがあったのだが、ワインの葡萄を栽培している地帯をその後は歩いた。

IMGP0481

残念ながら、実どこか葉も生っていない。

IMGP0482

何でスペインではこんなに綺麗に飛行機雲が出るのだろう。

毎日綺麗な飛行機雲が見れたのは、気候の関係からなんだろうか。

IMGP0483

14時前くらいにはヴィジャフランカ・デル・ビエルソ(Villafranca del Bierzo)に到着した。

公営のアルベルゲがあいているという情報だったのだが、しまっていた。

先のアルベルゲでたびたび一緒になっている韓国人のフアンが、スペイン語で電話して聞いてくれたのだが、生憎閉まっていた。

しかし、近くに私営のアルベルゲがあいているということで、そこに泊まった。

10€で、シャワーはそれなりに良いシャワーだった。また、ピルグリム向けの朝食、夕食もついていた。

日本人巡礼者との遭遇

アルベルゲについたあと、少し町を歩き回った。

IMGP0484

この町にも城があった。後からやってきたケントと一緒に中に入れる場所を探したが、あいていないようだったので諦めた。

20170221-IMG5966

アルベルゲと城は町の高いところにあった。坂を下ると、町の広場があり、そこにスーパーやバーがあった。

20170221-IMG5967

20170221-IMG5968

近くのバーでタパスを堪能した。3€くらいだった。疲れた後はやっぱビールがウマい。

その後、アルベルゲに戻るとこの巡礼の旅でほとんど初めて日本人の人とお会いした。

彼、フジタ君は関西の大学の3回生だった。自転車でなんとフランスのパリから巡礼をしていた。

自転車勢には余り冬は会うことはない。というのも、ピレネーが凍って通れなくなったり、他の山道で雪が積もったりするからである。

とはいえ、自転車だと1日100km弱進むことが出来る。

彼は明日この山を超え、明後日ルーゴという巡礼路外の町に立ち寄ったあと、明々後日に巡礼を終えるといっていた。

自転車だと格が違う。

20170221-IMG5973

この後アルベルゲにやってきたイギリス人のジェームズ、またケントも加えて、写真を撮った。

昨日同じアルベルゲに宿泊した人たちは大体皆同じアルベルゲに泊まったので、会話をし、親睦を深めた。

また、以前ビールをレオンで一緒に飲み交わしたアダムとも再会。ワインを飲みながら談笑した。

これでやっと、レオンでの遅れを取り戻すことができた。

明日からは最後の山登り。そして、ガリシア地方に突入である。過酷な日程になる予定だったので、ぐっすりと夜は眠った。